2007年 12月 23日
今時の火葬場 |
なんちゅうタイトルだ(笑)
社長のご母堂が逝去され、昨日・今日と葬式のお手伝いに行ってきた。
社葬ではなく個人葬となったが、それでもやはり社長の母が亡くなったとあれば、会社から当然人を出すこととなる。
総務は全員出席し、俺は受付を担当。
多少現場の混乱もあったが、何とか無事終えることができた。
さて、今日は告別式だったのだが、実は俺、告別式に出た経験がない。
大抵の場合、お通夜で済ませてしまうし、それしか出たことがない。
なので、流れが全くわからず、オツボネ様からレクチャーを受けることに。
…ふむふむ、読経→お焼香→喪主の挨拶→お別れの儀(花)→出棺、という流れ。
で、喪主の挨拶(つまり社長の挨拶)の時には中に入って挨拶を聞くように、との指示。
社員にもしっかり聞かせたいらしい(苦笑)
今日はお通夜と違って、早く帰れるかな~、と思っていたら、葬儀屋が
「会社の方は、火葬場へは何人行かれますか?
と、聞いてきた。
えっ、それって親族だけなんじゃないの???
オツボネ様はとっさに、
「私一人ですが…」
と上の空で答えたが、葬儀屋が戻った後、
「え~、何で私行かなきゃならないのよ~」
と言い始めた。おいおい、今更なんじゃい(笑)
オツボネ様だけ犠牲者?にするわけにもいかず、結局俺を含めて4人行くことになった。
バスに揺られ、火葬場に着いて、唖然。
な、なんだ、この京都チックな日本庭園は!
な、なんだ、この豪華な建物は!
な、なんだ、このきらびやかな焼き場は!
…もっと寂しい場所をイメージしていた(少なくとも俺のじっちゃんが死んだ時はそうだった)のだが、こうなるともはや一大イベントである。
棺が焼き場に入っていくのを見届け、控え室に上がると、これがまたアナタ、まるでホテルの控え室のような部屋。
そこだけ写せば、火葬場だとは誰も気づかないだろう。
おにぎりやら、お菓子やら、もちろん飲み物も完備。
いやはや、驚きである。
お骨を拾うこととなったのだが、我々は会社関係で親族ではないので辞退しようとした。
が、喪主(社長)が「せっかく来たのだから、拾っていきなさい」とのことなので、恐縮ではあったが拾うこととなった。
が、またまたmasaは、こういう時のマナーを全く知らない(汗)
察した社員のオバサマが、
「いい、masaさん、これは二人でやるのよ」
と教えてくれて、オバサマと俺の共同作業(…)にて無事終了。
その後、骨壷に納骨する作業をするのだが、色々説明をしているらしく、親族がふむふむと頷いている。
最後には、銅版で作られたちりとりのような器具にお骨を入れ、丁寧に刷毛で全てを納める。
その作業を見ていると、他人事だからかもしれないが、とても事務的に感じる。
今時の葬儀も、今時の火葬場も、もはやシステム化されていて、何の感慨も厳粛さも感じない。
そう思うのは、俺だけなのだろうか。
当事者に、なっていないからだろうか。
その後、お寺に戻り、お清めを頂いて帰宅。
帰りのルートも、行きとは違うルートを使うとのこと。勉強になります…。
いやはや、なんせ無事に終わってよかったです。
今回の経験で分かったことは以下の通り。
・お香典の中袋はいらない。中身を確認する際、非常に手間を食う。
・冬場の受付はホッカイロが必需品(笑)
・誰が仕切り役なのかをしっかり確認して、それ以外の人の話は聞かない。あれこれ口を出す人がいるが、現場が混乱してしまうので聞かない方がベター。
・役割をきっちり決めて、流れ作業で処理できるように打ち合わせをする。
あたりかな。
さて、明日も仕事だ、頑張るぜ~(T_T)
社長のご母堂が逝去され、昨日・今日と葬式のお手伝いに行ってきた。
社葬ではなく個人葬となったが、それでもやはり社長の母が亡くなったとあれば、会社から当然人を出すこととなる。
総務は全員出席し、俺は受付を担当。
多少現場の混乱もあったが、何とか無事終えることができた。
さて、今日は告別式だったのだが、実は俺、告別式に出た経験がない。
大抵の場合、お通夜で済ませてしまうし、それしか出たことがない。
なので、流れが全くわからず、オツボネ様からレクチャーを受けることに。
…ふむふむ、読経→お焼香→喪主の挨拶→お別れの儀(花)→出棺、という流れ。
で、喪主の挨拶(つまり社長の挨拶)の時には中に入って挨拶を聞くように、との指示。
社員にもしっかり聞かせたいらしい(苦笑)
今日はお通夜と違って、早く帰れるかな~、と思っていたら、葬儀屋が
「会社の方は、火葬場へは何人行かれますか?
と、聞いてきた。
えっ、それって親族だけなんじゃないの???
オツボネ様はとっさに、
「私一人ですが…」
と上の空で答えたが、葬儀屋が戻った後、
「え~、何で私行かなきゃならないのよ~」
と言い始めた。おいおい、今更なんじゃい(笑)
オツボネ様だけ犠牲者?にするわけにもいかず、結局俺を含めて4人行くことになった。
バスに揺られ、火葬場に着いて、唖然。
な、なんだ、この京都チックな日本庭園は!
な、なんだ、この豪華な建物は!
な、なんだ、このきらびやかな焼き場は!
…もっと寂しい場所をイメージしていた(少なくとも俺のじっちゃんが死んだ時はそうだった)のだが、こうなるともはや一大イベントである。
棺が焼き場に入っていくのを見届け、控え室に上がると、これがまたアナタ、まるでホテルの控え室のような部屋。
そこだけ写せば、火葬場だとは誰も気づかないだろう。
おにぎりやら、お菓子やら、もちろん飲み物も完備。
いやはや、驚きである。
お骨を拾うこととなったのだが、我々は会社関係で親族ではないので辞退しようとした。
が、喪主(社長)が「せっかく来たのだから、拾っていきなさい」とのことなので、恐縮ではあったが拾うこととなった。
が、またまたmasaは、こういう時のマナーを全く知らない(汗)
察した社員のオバサマが、
「いい、masaさん、これは二人でやるのよ」
と教えてくれて、オバサマと俺の共同作業(…)にて無事終了。
その後、骨壷に納骨する作業をするのだが、色々説明をしているらしく、親族がふむふむと頷いている。
最後には、銅版で作られたちりとりのような器具にお骨を入れ、丁寧に刷毛で全てを納める。
その作業を見ていると、他人事だからかもしれないが、とても事務的に感じる。
今時の葬儀も、今時の火葬場も、もはやシステム化されていて、何の感慨も厳粛さも感じない。
そう思うのは、俺だけなのだろうか。
当事者に、なっていないからだろうか。
その後、お寺に戻り、お清めを頂いて帰宅。
帰りのルートも、行きとは違うルートを使うとのこと。勉強になります…。
いやはや、なんせ無事に終わってよかったです。
今回の経験で分かったことは以下の通り。
・お香典の中袋はいらない。中身を確認する際、非常に手間を食う。
・冬場の受付はホッカイロが必需品(笑)
・誰が仕切り役なのかをしっかり確認して、それ以外の人の話は聞かない。あれこれ口を出す人がいるが、現場が混乱してしまうので聞かない方がベター。
・役割をきっちり決めて、流れ作業で処理できるように打ち合わせをする。
あたりかな。
さて、明日も仕事だ、頑張るぜ~(T_T)
by k-open-copen117
| 2007-12-23 20:51
| どーでもいい話