2008年 03月 06日
心の風邪を引く前に… |
心だって風邪をひく ~鬱の話~ | エキサイト 健康
1年程前だったろうか、俺の後輩から電話があった。
その前から、年賀状の返信が無かったり、おかしいな、とは思っていたが、ついつい仕事やらプライベートにかまけてしまい、連絡を取っていなかった。
彼は鬱病にかかってしまい、1年間仕事ができなかったことを話してくれた。
奥さんがとてもデキた方で、
「ゆっくり休めばいいじゃない。気にしないでいいわよ」
と、生活を支えてくれたそうだ。
当時二人目の子供が生まれたばかりで、彼は毎日、赤ちゃんと過ごす日々。
振り返って、その日々がとても充実していて良かった、とかみ締めるように言っていた。
大切な時期を一緒に過ごすことができたこと。
それは、鬱病にかかったからできたことなんだ、と彼自身が語っていた。
彼はSEで、大手に出向してプログラミングの仕事をしていた。
元々「クソ」がつく位マジメで勤勉な性格のため、ひたすら仕事、仕事、仕事…
出向先を転々とする為、職場で友人もできず、ストレスがたまってしまう。
下請けだけに、納期へのプレッシャーもキツい。
子供と遊ぶこともできず、たまの休日も疲れていてふとんから出られない。
自分では、鬱だとは気づかなかった。
奥さんが、いつもと違う彼を心配し、病院へ連れて行ったそうだ。
医者は即座に鬱病と診断した。それほど重症だったのだろう。
会社は良心的で、1年間休職を認めてくれて、さらに復帰してほしい、とのことだった。
でも、医者は復帰すれば、また病気が再発する可能性が高いと診断。
結局彼は会社を辞め、別の仕事を探すこととなる。
ちょうど仕事が決まり、さぁこれから、という時に、俺に電話をくれたのだった。
最近連絡が無いので、少々気になっているところに、この記事。
さて、鬱病は誰にでもなる可能性がある。
「心の風邪」という表現は、かなり的を得た表現ではないだろうか。
発症の要因は、性格要因と身体状況があるそうだ。
性格要因…執着性格(仕事熱心、几帳面、徹底性(主義)、正直、強い正義感、義務責任感、誠実など)
身体状況…病気や何らかの身体変化(出産などによる内分泌変化、初老期などによる心身の変化、糖尿病、難治性疾患、脳卒中、過重労働など)
詳細はトラバさせて頂いた記事を参照頂きたいが、特に性格要因で何点か当てはまるものがある方は、「真面目に頑張り過ぎない」ことが大事とのこと。
…極めて個人的な見解だが、性格要因、オレ全て当てはまる気が(爆)
えっ?実は腹黒いって?いやいやいやいや、これほど「正直」「誠実」が当てはまる人間もおりませんぜ!
…自分で言っていて寂しくなってきたのでもうやめます(自爆)
何はともあれ、鬱病は誰にでも起こりうる「風邪」のような病気であるという認識が大事だと思う。特別な病気ではないという理解も大事だね。
おかしいな、と感じたら、早めに専門の医療機関に受診すること。
俺ですか?「突発性物欲散財症」です(笑)誰か治して~
1年程前だったろうか、俺の後輩から電話があった。
その前から、年賀状の返信が無かったり、おかしいな、とは思っていたが、ついつい仕事やらプライベートにかまけてしまい、連絡を取っていなかった。
彼は鬱病にかかってしまい、1年間仕事ができなかったことを話してくれた。
奥さんがとてもデキた方で、
「ゆっくり休めばいいじゃない。気にしないでいいわよ」
と、生活を支えてくれたそうだ。
当時二人目の子供が生まれたばかりで、彼は毎日、赤ちゃんと過ごす日々。
振り返って、その日々がとても充実していて良かった、とかみ締めるように言っていた。
大切な時期を一緒に過ごすことができたこと。
それは、鬱病にかかったからできたことなんだ、と彼自身が語っていた。
彼はSEで、大手に出向してプログラミングの仕事をしていた。
元々「クソ」がつく位マジメで勤勉な性格のため、ひたすら仕事、仕事、仕事…
出向先を転々とする為、職場で友人もできず、ストレスがたまってしまう。
下請けだけに、納期へのプレッシャーもキツい。
子供と遊ぶこともできず、たまの休日も疲れていてふとんから出られない。
自分では、鬱だとは気づかなかった。
奥さんが、いつもと違う彼を心配し、病院へ連れて行ったそうだ。
医者は即座に鬱病と診断した。それほど重症だったのだろう。
会社は良心的で、1年間休職を認めてくれて、さらに復帰してほしい、とのことだった。
でも、医者は復帰すれば、また病気が再発する可能性が高いと診断。
結局彼は会社を辞め、別の仕事を探すこととなる。
ちょうど仕事が決まり、さぁこれから、という時に、俺に電話をくれたのだった。
最近連絡が無いので、少々気になっているところに、この記事。
さて、鬱病は誰にでもなる可能性がある。
「心の風邪」という表現は、かなり的を得た表現ではないだろうか。
発症の要因は、性格要因と身体状況があるそうだ。
性格要因…執着性格(仕事熱心、几帳面、徹底性(主義)、正直、強い正義感、義務責任感、誠実など)
身体状況…病気や何らかの身体変化(出産などによる内分泌変化、初老期などによる心身の変化、糖尿病、難治性疾患、脳卒中、過重労働など)
詳細はトラバさせて頂いた記事を参照頂きたいが、特に性格要因で何点か当てはまるものがある方は、「真面目に頑張り過ぎない」ことが大事とのこと。
…極めて個人的な見解だが、性格要因、オレ全て当てはまる気が(爆)
えっ?実は腹黒いって?いやいやいやいや、これほど「正直」「誠実」が当てはまる人間もおりませんぜ!
…自分で言っていて寂しくなってきたのでもうやめます(自爆)
何はともあれ、鬱病は誰にでも起こりうる「風邪」のような病気であるという認識が大事だと思う。特別な病気ではないという理解も大事だね。
おかしいな、と感じたら、早めに専門の医療機関に受診すること。
俺ですか?「突発性物欲散財症」です(笑)誰か治して~
by k-open-copen117
| 2008-03-06 02:18
| まじな話