2007年 11月 25日
この佳き日~披露宴編 |
さて、次は披露宴。タクシーで明治記念館へと向かう。
ここでも多くの人でごった返している。結婚式・披露宴の案内がたくさん掲示されていて、館内の庭では記念撮影が各所で行われていた。
控え室に入り、受付を済ませ、周囲を見渡す。
確か、二次会の受付をしてくれる方々が、いるはずなのだが…。
実は、前に一度だけ会ったことがあるだけで、記憶がかなり薄い。どんな人だっけな~
と、思い出そうとしても、バーベキューで火がつかなかったことしか思い出せない(笑)
そのうち庭で、お色直しをした新婦・新郎と記念撮影など行い、なんとなく目星はついたものの、言い出す勇気ナシ(笑)
まぁ、披露宴の案内で席が決まっているから、それから声をかけても遅くないな、と思っていたら、向こうから近づいてきて、
「あのう、masaさんですか?受付をするMですが…」
と話しかけてきてくれた。お互いチラチラ見ていたから、向こうもそう思ったのだろう。
「あっ、やっぱりそうでしたか!すみません、今日はよろしくお願い致します」
と頭を下げ、簡単に今日の打ち合わせをして、後は会場で、ということになった。
とてもいい方で、
「お手伝いできることがあれば、何でもおっしゃって下さい」
と言ってくれた。こういう言葉は、本当にありがたい。
あ、ちなみに地底人は、披露宴で「友人代表挨拶」をすることになっている。
例によって、「事前準備をしっかりしていない」地底人は大騒ぎ(笑)
披露宴直前まで、一人原稿を執筆。俺たちにダメ出しをくらい、さらに追い込まれる(爆)
結局挨拶直前まで考え続ける羽目に。大学時代からの成長の跡が全くみられない。
披露宴は、あまり広くはないが庭園を見渡せる、和洋折衷といった具合の会場で行われた。
俺たちの席は新郎新婦のすぐ近くの席。とてもいい場所で、シャッターチャンスに事欠かない。
宴が始まり、新郎新婦入場。新郎の羽織袴は変わらない(笑)が、新婦は前述の通りお色直しをして、和装の凛とした雰囲気。やはり女性の和服姿は美しいなぁ。
食事もどんどん運ばれてきたが、そのどれもが美味しかった。
普通、披露宴の食事はほとんど食べない(大体飲んでばかり!)のだが、今回のそれは和風で、全部平らげてしまった。
もっとも、俺も地底人もTも、心は二次会であり、飲んでいられないということもあるのだが(笑)
鏡開きのあと、新婦がお色直しに入り、新郎が一人ぼっちに。
こういう時の新郎は、なんだか借りてきた猫みたいだ。
地底人は、この時とばかりに新郎にあれこれ話しかける。
今日の二次会の確認やら、たわいもない話やら。
それを見て、俺とTは笑う。
この時ばかりは、昔の空気に戻っている。
さて、少しして、新郎もお色直しに入る。
ここで、司会の方が地底人の側へそそと近づき、
「友人代表の挨拶をお願いしたいのですが…。」ときた。
地底人は、
「私ですが、やらなくてもいいならやりませんが」
と言いやがった(爆)
司会の方は、
「いやいや、そう言わずにお願いします(苦笑)」
と軽くいなし、段取りを説明。
本人、そうとう追い込まれている。柔らかい顔が硬直しとる(笑)
お色直しも終わり、タキシード姿の新郎と、素敵なウェディングドレス姿の新婦が登場。
ケーキカットが行われ、お互いに食べさせあうちょっと気恥ずかしい演出。
これも披露宴ならではのこと。
さて、いよいよ地底人、出陣。
始まるまでは冷や汗なのだが、いざ始まると、これが素晴しい。
実に場慣れして、落ち着きがあり、話す早さもちょうどよく、適度に会場の笑いを取るなどして、これがさっきまで硬直していた同人物なのかと見まがうほどの出来栄え。
昔から年上に好まれ、妙に社会人慣れしていた地底人だが、やっと年齢が中身に追いついてきたか(笑)
これで、二次会の司会は安心して任せられる、と改めて確信した俺であった。
次は新婦側の友人代表挨拶だったが、ここで「大阪締め」なるものを初めて知った。
新婦は大阪出身で、披露宴の友人も多くは大阪から来ている方々。
その方々が前に集まり、皆で一斉に大阪締めを行った。
「打~ちましょ(パンパン)も一つせ(パンパン)いおうて(祝うて)三度(パパン・パン)」
というものらしい(これは今調べた)。その時は言葉の文句ははっきりわからなかったが、大阪でお祝い事の際に行われる手締めだそうだ。
最後の「パパン・パン」の所が上手くいかず、二回行ったが、俺も含めて(笑)イマイチ締まらなかった。でも大阪らしい、和やかな、いいものだった。
そして、新婦の両親へ贈る言葉。
少し涙ぐみながらも、しっかりと落ち着いて読み上げる新婦に、力強さを感じた。
大阪から一人出てきて、夢を見ながら頑張ってきた彼女。
自分のわがままを許してくれた両親への愛情が、一心に綴られている、いい言葉だった。
ここでも多くの人でごった返している。結婚式・披露宴の案内がたくさん掲示されていて、館内の庭では記念撮影が各所で行われていた。
控え室に入り、受付を済ませ、周囲を見渡す。
確か、二次会の受付をしてくれる方々が、いるはずなのだが…。
実は、前に一度だけ会ったことがあるだけで、記憶がかなり薄い。どんな人だっけな~
と、思い出そうとしても、バーベキューで火がつかなかったことしか思い出せない(笑)
そのうち庭で、お色直しをした新婦・新郎と記念撮影など行い、なんとなく目星はついたものの、言い出す勇気ナシ(笑)
まぁ、披露宴の案内で席が決まっているから、それから声をかけても遅くないな、と思っていたら、向こうから近づいてきて、
「あのう、masaさんですか?受付をするMですが…」
と話しかけてきてくれた。お互いチラチラ見ていたから、向こうもそう思ったのだろう。
「あっ、やっぱりそうでしたか!すみません、今日はよろしくお願い致します」
と頭を下げ、簡単に今日の打ち合わせをして、後は会場で、ということになった。
とてもいい方で、
「お手伝いできることがあれば、何でもおっしゃって下さい」
と言ってくれた。こういう言葉は、本当にありがたい。
あ、ちなみに地底人は、披露宴で「友人代表挨拶」をすることになっている。
例によって、「事前準備をしっかりしていない」地底人は大騒ぎ(笑)
披露宴直前まで、一人原稿を執筆。俺たちにダメ出しをくらい、さらに追い込まれる(爆)
結局挨拶直前まで考え続ける羽目に。大学時代からの成長の跡が全くみられない。
披露宴は、あまり広くはないが庭園を見渡せる、和洋折衷といった具合の会場で行われた。
俺たちの席は新郎新婦のすぐ近くの席。とてもいい場所で、シャッターチャンスに事欠かない。
宴が始まり、新郎新婦入場。新郎の羽織袴は変わらない(笑)が、新婦は前述の通りお色直しをして、和装の凛とした雰囲気。やはり女性の和服姿は美しいなぁ。
食事もどんどん運ばれてきたが、そのどれもが美味しかった。
普通、披露宴の食事はほとんど食べない(大体飲んでばかり!)のだが、今回のそれは和風で、全部平らげてしまった。
もっとも、俺も地底人もTも、心は二次会であり、飲んでいられないということもあるのだが(笑)
鏡開きのあと、新婦がお色直しに入り、新郎が一人ぼっちに。
こういう時の新郎は、なんだか借りてきた猫みたいだ。
地底人は、この時とばかりに新郎にあれこれ話しかける。
今日の二次会の確認やら、たわいもない話やら。
それを見て、俺とTは笑う。
この時ばかりは、昔の空気に戻っている。
さて、少しして、新郎もお色直しに入る。
ここで、司会の方が地底人の側へそそと近づき、
「友人代表の挨拶をお願いしたいのですが…。」ときた。
地底人は、
「私ですが、やらなくてもいいならやりませんが」
と言いやがった(爆)
司会の方は、
「いやいや、そう言わずにお願いします(苦笑)」
と軽くいなし、段取りを説明。
本人、そうとう追い込まれている。柔らかい顔が硬直しとる(笑)
お色直しも終わり、タキシード姿の新郎と、素敵なウェディングドレス姿の新婦が登場。
ケーキカットが行われ、お互いに食べさせあうちょっと気恥ずかしい演出。
これも披露宴ならではのこと。
さて、いよいよ地底人、出陣。
始まるまでは冷や汗なのだが、いざ始まると、これが素晴しい。
実に場慣れして、落ち着きがあり、話す早さもちょうどよく、適度に会場の笑いを取るなどして、これがさっきまで硬直していた同人物なのかと見まがうほどの出来栄え。
昔から年上に好まれ、妙に社会人慣れしていた地底人だが、やっと年齢が中身に追いついてきたか(笑)
これで、二次会の司会は安心して任せられる、と改めて確信した俺であった。
次は新婦側の友人代表挨拶だったが、ここで「大阪締め」なるものを初めて知った。
新婦は大阪出身で、披露宴の友人も多くは大阪から来ている方々。
その方々が前に集まり、皆で一斉に大阪締めを行った。
「打~ちましょ(パンパン)も一つせ(パンパン)いおうて(祝うて)三度(パパン・パン)」
というものらしい(これは今調べた)。その時は言葉の文句ははっきりわからなかったが、大阪でお祝い事の際に行われる手締めだそうだ。
最後の「パパン・パン」の所が上手くいかず、二回行ったが、俺も含めて(笑)イマイチ締まらなかった。でも大阪らしい、和やかな、いいものだった。
そして、新婦の両親へ贈る言葉。
少し涙ぐみながらも、しっかりと落ち着いて読み上げる新婦に、力強さを感じた。
大阪から一人出てきて、夢を見ながら頑張ってきた彼女。
自分のわがままを許してくれた両親への愛情が、一心に綴られている、いい言葉だった。
by k-open-copen117
| 2007-11-25 01:26
| どーでもいい話