2008年 07月 17日
本当の話です(笑) |
しかし、ウチの会社、マジで大丈夫かなぁ@masaです~
今日もいつものように出勤し、会議室の前を通りかかると「会議中」の札がかかっている。
ここの所、売り上げが低迷しているので、頻繁に幹部会が開かれているのだ。
まぁ最近では珍しいことではなくなったので、上司にはお気の毒と思いながらも席に着き、仕事を始めた。
…小一時間くらい経った頃からだろうか、廊下を隔ててものすごくデカい声で話している人がいることに気が付いた。
どうも、会議室からのようだ。
んん?もう幹部会は終わっているはず…と思い予定表を見てみると、
「N先生セミナー 10:00~12:00」
とある。
経営コンサルタントの方で、ウチの社長の知り合いらしい。
例によって社長が感銘を受け、ウチの会社で啓発セミナーを開いてくれないか、と頼んだとのこと。当初は社員全員受講するつもりでいたようだけど、得体の知れないセミナーに不安を抱いた人事の方が社長を説得し、とりあえず幹部だけで受けてみることになった。
会議室から聞こえる声は、相変わらずデカい。とにかくデカい。
こりゃ、隣の部屋で働いている人たちは、たまったものではない。
目の前のオバサマ方は、もう仕事どころではなく、その話題でもちきりである。
オバサマの話を総合すると、最初はとにかくデカい声で発声練習をしていたようだ。
「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ~」というやつである。
あとは一方的にしゃべる、しゃべる、しゃべる。とにかくデカい声で押しまくる。
内容はよくわからんが、他の人たちの声はほとんど聞こえないようだった。
当初12:00で終わる予定だったのだが、13:00になっても終わる気配なし。
やがて、予定があって出かけなければならない方や、来客を待たせてしまっている方など、ポツポツと抜けて戻ってくるようになった。
皆、毒気に当てられたように、ぐったり。そりゃそうだよな~
社長なぞ、某銀行の支店長を15分以上待たせてしまっていて、秘書から再三内線が入り、ようやく戻ってきた次第。
社長の知り合いとはいえ、時間はキッチリ守ってもらわないと困る。
終了時間できっちり終わらせるのが、プロというものだ。
この御仁、実は会社に到着した時から、皆のドギモを抜いていた。
書き忘れたが、社内の異様な熱気?は、その時からスタートしていたのだ。
「え~~~、マジで~~~!あり得ねぇよ!マンガじゃねぇかよ!!どうやってここまで来たの?えっ、タクシー?そりゃそうだろうなぁ…え?駅からタクシーだってぇ!じゃあ電車で来たの?…信じられん、世の中まだまだ広いナァ」
と、俺はびっくり仰天してしまったほど。
社内でもちきりのその「姿」を一目見ようと、送迎のタクシーが来るのを待って、窓からそ~っと覗いて見ると…
スーツの色が真っ赤っ赤(大爆発)
マジだって!いやホント。どこで買ったんだそのスーツは(爆)
エンジとかじゃなくて、マジで真っ赤。レッドですよ、レッド。英語で書くとR・E・D!
上から下まで真っ赤。ネクタイも真っ赤。
真っ赤なスーツ着た60代後半の男性が、キャリーケース(これは黒!)を引きながらタクシーに乗り込んでいく…
タクシーの運転手も、さぞかしビックリしたことだろう。
あんなのと会議室で3時間も閉じ込められ、ひたすらデカい声で啓発?され続けた幹部はたまったものではない(笑)
当の本人に言わせると、赤いスーツを着ているのは情熱を表しているとのこと(上司談)
そりゃ、欧米じゃプレゼンなど主張したい時に「レッドタイ」は締めるけど、全身レッドじゃまるでマンガ。
ちなみに1時間10万円取るそうです、ハイ…
今日もいつものように出勤し、会議室の前を通りかかると「会議中」の札がかかっている。
ここの所、売り上げが低迷しているので、頻繁に幹部会が開かれているのだ。
まぁ最近では珍しいことではなくなったので、上司にはお気の毒と思いながらも席に着き、仕事を始めた。
…小一時間くらい経った頃からだろうか、廊下を隔ててものすごくデカい声で話している人がいることに気が付いた。
どうも、会議室からのようだ。
んん?もう幹部会は終わっているはず…と思い予定表を見てみると、
「N先生セミナー 10:00~12:00」
とある。
経営コンサルタントの方で、ウチの社長の知り合いらしい。
例によって社長が感銘を受け、ウチの会社で啓発セミナーを開いてくれないか、と頼んだとのこと。当初は社員全員受講するつもりでいたようだけど、得体の知れないセミナーに不安を抱いた人事の方が社長を説得し、とりあえず幹部だけで受けてみることになった。
会議室から聞こえる声は、相変わらずデカい。とにかくデカい。
こりゃ、隣の部屋で働いている人たちは、たまったものではない。
目の前のオバサマ方は、もう仕事どころではなく、その話題でもちきりである。
オバサマの話を総合すると、最初はとにかくデカい声で発声練習をしていたようだ。
「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ~」というやつである。
あとは一方的にしゃべる、しゃべる、しゃべる。とにかくデカい声で押しまくる。
内容はよくわからんが、他の人たちの声はほとんど聞こえないようだった。
当初12:00で終わる予定だったのだが、13:00になっても終わる気配なし。
やがて、予定があって出かけなければならない方や、来客を待たせてしまっている方など、ポツポツと抜けて戻ってくるようになった。
皆、毒気に当てられたように、ぐったり。そりゃそうだよな~
社長なぞ、某銀行の支店長を15分以上待たせてしまっていて、秘書から再三内線が入り、ようやく戻ってきた次第。
社長の知り合いとはいえ、時間はキッチリ守ってもらわないと困る。
終了時間できっちり終わらせるのが、プロというものだ。
この御仁、実は会社に到着した時から、皆のドギモを抜いていた。
書き忘れたが、社内の異様な熱気?は、その時からスタートしていたのだ。
「え~~~、マジで~~~!あり得ねぇよ!マンガじゃねぇかよ!!どうやってここまで来たの?えっ、タクシー?そりゃそうだろうなぁ…え?駅からタクシーだってぇ!じゃあ電車で来たの?…信じられん、世の中まだまだ広いナァ」
と、俺はびっくり仰天してしまったほど。
社内でもちきりのその「姿」を一目見ようと、送迎のタクシーが来るのを待って、窓からそ~っと覗いて見ると…
スーツの色が真っ赤っ赤(大爆発)
マジだって!いやホント。どこで買ったんだそのスーツは(爆)
エンジとかじゃなくて、マジで真っ赤。レッドですよ、レッド。英語で書くとR・E・D!
上から下まで真っ赤。ネクタイも真っ赤。
真っ赤なスーツ着た60代後半の男性が、キャリーケース(これは黒!)を引きながらタクシーに乗り込んでいく…
タクシーの運転手も、さぞかしビックリしたことだろう。
あんなのと会議室で3時間も閉じ込められ、ひたすらデカい声で啓発?され続けた幹部はたまったものではない(笑)
当の本人に言わせると、赤いスーツを着ているのは情熱を表しているとのこと(上司談)
そりゃ、欧米じゃプレゼンなど主張したい時に「レッドタイ」は締めるけど、全身レッドじゃまるでマンガ。
ちなみに1時間10万円取るそうです、ハイ…
by k-open-copen117
| 2008-07-17 00:24
| どーでもいい話